RiCKS第9回国際シンポジウムhchAdministrator212010-07-05T22:20:00Z2010-07-05T22:20:00Z34932815236330212RiCKS第9回国際シンポジウム 「新国際協調主義時代における東アジアと朝鮮半島」(On a prospect of East Asia and Korea Peninsula underNeo-Internationalism)のご案内立命館大学コリア研究センター(Ritsumeikan Center for Korean Studies;> RiCKS)では、来る7月10日(土)10:00~18:30に、RiCKS第9回国際シンポジウム「新国際協調主義時代における東アジアと朝鮮半島(On a prospect of East Asia and Korea Peninsulaunder Neo-Internationalism)」を朱雀キャンパス5階大講義室(約500名収容)で行う予定です。現在のところ、報告者として遠藤哲也(元日朝国交正常化交渉日本政府代表・元原子力委員会委員長代理)・野中広務(元内 閣官房長官)、浅井基文(広島平和研究所所長)、張達重 (ソウル大学校政治学科教授)などの各氏が決定しております。 本シンポジウムはこれら諸問題を韓国、日本、中国、米国、オーストラリアの研究者を招聘し、多角的な視点から検討することを通じて、停滞状況にある日朝関係を打開する具体的な方法の模索を検討・提起することを目的としています。南北関係が緊張状態におかれ、また、日朝関係の進展が見られない中、時宜にかなった非常に意義深い国際シンポジウムになることと思います。是非ご来場ください。記 日時:2010年7月10日(土) 10:00~18:30 場所:日本・京都 立命館大学朱雀キャンパス 大講義室(5F)主催:立命館大学コリア研究センター 助成:国際交流基金(JAPAN FOUNDATION)【プログラム】日朝関係の現状と課題 10:00~12:00 (報告時間各30分) <司会> 徐勝 (立命館大学法学部教授)<報告> 1.遠藤哲也(元日朝国交正常化交渉日本政府代表・元原子力委員会委員長代理) 2.浅井基文(広島平和研究所所長) 3.野中広務(元内閣官房長官) <昼食 12:00~13:00>東アジアと日朝関係 13:00~15:00 (報告時間各20分)<司会> 張達重 (ソウル大学校政治学科教授) <報告> 4.青木理(ジャーナリスト) 5.金志永(朝鮮新報平壌支局長)6.南基正(ソウル大学校日本研究所教授) 7.綛田芳憲(北九州市立大学外国語学部准教授) <休憩 10分>世界の中の日朝関係 15:10~17:10 (報告時間各20分)<司会> 李大勲(聖公会大学校NGO大学院教授) <報告> 8.ブライアン・コバート(ジャーナリスト・Days Japan)9.李鋼哲(北陸大学未来創造学部教授)10.ジャスティン・マッカリー(英ガーディアン紙記者)※調整中> 11.J.J.Suh(ジョンス・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)コリアスタディーズ所長) <休憩 10分> 総合討論 日朝関係の課題と展望 17:20~18:30<司会> 大久保史郎(立命館大学衣笠総合研究機構教授) <コメンテーター> 中戸祐夫(立命館大学国際関係学部教授)他 <19:30~ レセプション>場所: 「TAWAWA」二条店(立命館大学朱雀キャンパス7階)参加ご希望の方は下記の必要事項をご記入の上、E-mail:HYPERLINK "mailto:korea@st.ritsumei.ac.jp"korea@st.ritsumei.ac.jp にお申し込みください。(7月7日必着)なお、レセプション参加費として、当日1人5,000円を申し受けます。また、誠に勝手ながら、会場の都合上、お申込多数の場合は先着順とさせていただきます。 ●レセプション申込事項> 氏名(ふりがなも): 連絡先: 電話番号 FAX E-maiアドレス 職業及び所属団体: <シンポジウム趣旨>立命館大学コリア研究センター(Ritsumeikan Center for Korean Studies;RiCKS)では、定例研究会や数度の日韓共同研究会、シンポジウム「東北アジア時代と現代韓国・日本」 (2005年6月)、シンポジウム「朝鮮半島の平和と東北アジアの安全保障-多元的構想」 (2006年12月)をはじめ、朝鮮半島・東北アジアの平和と安全保障問題を多角度から学術的に検討する試みを継続してきた。本事業はその一環として、オバマ新政権以降の新国際協調主義時代における東アジアと朝鮮半島の平和体制構築の展望と課題について、日本と朝鮮民主主義人民共和国の関係に注目して多角的側面から検討したい。現在の東北アジアをめぐる国際環境は、オバマ新政権の発足に伴い単独主義外交時代から、新国際協調主義時代への過渡期に入ったといえる。だが、日朝関係を中心とした東北アジアの国際環境に関する日本の研究状況は、かかる新たな国際環境を構成する諸条件への注目に至らず、旧時代における発想の延長線上に行われるに留まっている。新国際協調主義時代における日朝関係の展望と課題について検討することは、かかる時代における東北アジアの安全保障・平和体制構築の諸条件を解明するという点で緊急な政策的課題であり、極めて高い学術的意義を有するといえる。本シンポジウムはこれら諸問題を韓国、日本、中国、米国、オーストラリアの研究者を招聘し、多角的な視点から検討することを通じて、停滞状況にある日朝関係を打開する具体的な方法の模索を検討・提起することを目的とする。 本シンポジウムの特色は、日本の平和と安全保障の問題を朝鮮半島の平和体制構築という視点から検討し日朝関係が日本と南北朝鮮という三者のアクターの関係の中で、どのように展望されるのかを検討すること、日・韓だけでなく、米国、中国、オーストラリアなど関連周辺国の視野を入れた多国間国際関係的分析であること、学際的な分析であることの三点にある。このように多角度的、かつ4ヵ国からなる学者・政策関連者を招いて報告・討論を行うことで、本テーマに関して新しい視角と展望を提示することができる。 これまで、コリア研究センターでは国際シンポジウム「東北アジア時代と現代韓国・日本」(2005年6月)や「朝鮮半島の平和と東北アジアの安全保障-多元的構想」(2006年12月)などのシンポジウムを開き、日韓関係、南北関係について平和体制構築の観点から研究を進めてきた。だが前述の通り、東アジアと朝鮮半島の関係を考える上で、日朝関係は極めて重要な意義を持っており、新国際協調主義時代の東アジアにおける最大の課題の一つはまさしく日朝関係の正常化であるといえるだろう。これについては未だ研究が少なく、わずかに2008年2月5日に開催された「変革期の北東アジアと日韓関係」(慶應義塾大学東アジア研究所現代韓国研究センター主催)が現状を「変革期」と規定して広く日韓間の諸問題を検討したに留まっている。だが、そこでは日朝関係については日米韓三国協調という枠組みを前提とした検討がなされており、依然として冷戦期の国際秩序は自明の前提とされている。本シンポジウムは「新国際協調主義時代」における東北アジアの中の日朝関係の解明を主たる目的とするものであり、かかる点において独自の意義を有するといえよう。 立命館大学コリア研究センター 〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1 修学館2F TEL 075-466-3264 FAX 075-466-3306 korea@st.ritsumei.ac.jp> *************************************>>